決算の上げ底、絶対ダメ
「決算の上げ底、絶対ダメ」 凄いタイトルですね。
まあ実態を把握するのが決算の役目ですので、上げ底がよくない・ダメなのは当たり前の話です。
記事をみると、不採算部門をすべてリストラして・・・ との内容もありました。企業再生の現場においても不採算部門のリストラというのは、真っ先に出ます。
銀行とのリスケ交渉が必要であれば、銀行からの圧力もかなりのものです。
ただ、不採算部門も内容の精査は必ず必要です。
あるクライアントでは、銀行からしきりにやめろと言われた、その時の不採算部門が本業不調時において大きな助けとなりました。
以降も、波はありますが、利益を出し続けています。
今ダメだから即切る では、不調を増加させていくだけです。
経営者の見込み・事業担当者の見込み、その理由を明確にして、どこまで我慢するのかを決めて続ける といのも選択肢の１つです。
安直な決断だけは避けたいものですね。
